なみしずかなる ちぬの海
千亀利の城の うるわしく
伸びゆくまちに 育ちつつ
師友の親しみ 深くして
ああ
明るいいぶきの 新条校

1.

条里の香り 今もなお
蜂の巣校舎に 陽の光
築きあげたる たくましさ
つぎの世代を えがきゆく
ああ
気はくにもえる 新条校

校歌碑正門横に設置されており、昭和49年6月3日完成しました。荒木勇氏の寄贈によるものです。

作詞 荒木 勇
作曲 福田 正一

昭和47年6月制定

千亀利城(岸和田城)

作詞者 荒木勇氏

作詞者 荒木勇さんの回想 昭和46年、校歌が募集され、その発表が行われたのは、翌年6月25日授業参観のあとでした。皆さんに喜んで頂いたのもこの間のように思われます。私は校歌に地域の現在の発展と、そして昔のなごりについて「温故知新」の思いを織り込みました。特に「条里の香り今もなお」について一寸説明いたします。新条小学校の所在地は現在荒木町3丁目4番33号と表示されていますが、以前は64番地でした。ここは条里制の七の坪に該当します。荒木町は府下屈指の条里制遺蹟の現存する土地であります。一ノ坪から三十六の坪まで完全に残っていることも歴史家の認めるところです〜(略)
創立20周年記念紙より


蜂の巣校舎